買取コラム
電動工具で使用する互換バッテリーの危険性
非常に高価なメーカー純正バッテリーとの互換性がある非純正バッテリーが低価格で販売するのをよく目にします。 ただその互換バッテリーは表記の通りの出力でメーカー純正バッテリー並に機能するのかを今回は記載していこうと思います。
【メーカー純正バッテリーは高い。。。】
電動工具を扱う作業というのはまず二つに分けられます。一つはコードで電力供給を受ける有線式の電動工具とコードレスタイプでいかなる環境でも使用ができるように利便性を追求した充電バッテリー式電動工具があります。
もちろん高価格帯なのは充電式バッテリーで操作をする電動工具なのですが、価格でいうと2倍3倍に膨れ上がります。しかもそのほとんどがバッテリー価格で持っていかれるのです。電動工具で有名なマキタですとかハイコーキ、パナソニックといったメーカーはいわゆるバッテリー開発に優れ、いかなる環境でも持続安定した強出力のバッテリーを開発できた事により有名になっていきました。
【買換え時は互換バッテリーで?】
ただ使用し続けていくとバッテリーも劣化していき、持続性や耐久性、出力などが低下していってしまうのが電池の宿命というやつです。なので電動工具を使用される方はバッテリー交換を余儀なくされるのですが、そこで登場するのが低価格で販売されている非純正互換バッテリーたちです。
非純正の互換バッテリーはAmazonや楽天など簡単にECショップで購入する事が可能です。
しかもすごい安く、パッケージ表記の電圧とアンペアはメーカー純正と同じなので、バッテリーの買換え時期になったらメーカー純正ではなく互換バッテリーを購入する人も少なくありません。
【互換バッテリーは本当に良いの?】
結論から言いますとあまりオススメできません。
純正バッテリーと電圧やアンペアが同じ表記だとしても、一定時間使用した後表記されている出力を維持し続けることはまずないと思っても良いと思います。
また、バッテリー容量が表記された容量と異なる事がほとんどで、安定した出力と長時間利用を求められる電動工具には全く向きません。
また、純正バッテリーとは違い急速充電や大電流放電に対応したリチウムイオンセルが使用されていないケースがほとんどです。
動かかなくなるのはまだ良い方で、中には使用中に発火することや保管時に膨張すると言った危険性もあります。
その点純正バッテリーというのはそのような事が限りなく起こりにくい設計をされております。故に高価で長持ちして信頼を置けるのではないかと思います。
なので互換性バッテリーを使用するのにオススメできる電動工具は一つもありません。
しかもメーカー純正バッテリーなら多少の使用でも買取としてしっかり値段が付きますが、非純正バッテリーは売却時に値段が付かないものがほとんどでまず買取に向いてません。最終的に売るという選択肢も考慮にいれるとしたらメーカー純正バッテリーを購入する事をオススメいたします。