買取コラム
小型発電機の故障と修理
工事現場ではもちろん、近年はアウトドアでの需要や防災意識の高まりによりかなり身近になった小型発電機ですが、 使用方法や保管方法を間違えたりメンテナンスを怠ると故障に繋がることも多く、故障してしまった発電機の修理費や処分の方法に頭を悩まされる方も多いようです。 今回は発電機のよくある故障の原因、修理に関して簡単に紹介します。
燃料系のトラブル
長期間ガソリンを入れたまま放置してしまった場合に起こりやすいのが燃料系のトラブルです。
ガソリンは長期間放置すると、変質してドロドロになったり、タールなどの物質が沈殿し、それがキャブレターのジェット類の穴を塞いでしまい故障の原因となります。
この場合の修理は、燃料タンクからキャブレターまでの燃料系を分解清掃することになります。特にキャブレターのオーバーホールは、細かい部品が多く、髪の毛ほどの
直径の穴を清掃することになるので、手間がかかる為工賃が高額になってしまいます。【修理費用】20,000~50,000円(当社調べ)
点火系のトラブル
長期間の使用により起こりやすいのが点火系のトラブルです。
ガソリンエンジンでは燃料を霧状にした混合気をシリンダー内に送り込み、点火系により混合気を爆発させて動力を得ています。
その為、点火系にトラブルが発生するとエンジンは動力を得られなくなり、エンジンの不調や故障の原因となります。
点火系のスパークプラグやイグニッションコイルは常に熱にさらされている為、長期間使用していると、熱害により劣化したり、
接点がリークして通電しなくなってしまうことがあります。
点火系の修理は部品交換になりますが、通常イグニッションコイルを交換する場合はパルサーコイルやプラグコードなどの関連部品も同時交換となります。
この場合、工賃の他に部品代が必要になり修理費用は高額となってしまいます。【修理費用】25,000~40,000円(当社調べ)
機械的な故障
発電機の動力であるガソリンエンジン(レシプロエンジン)は、1分間に数百~数千のピストン運動や回転運動を行っています。
オイルメンテナンスを怠ると正常な潤滑や冷却が行われなくなり、金属同士の摩耗が激しくなる為、様々なトラブルの原因となります。
エンジンの心臓部であるピストンとシリンダーが潤滑されなくなると互いに摩耗して混合気の圧縮がされなくなったり、エンジンの焼き付きに繋がる場合があります。
こうなってしまった場合は、エンジン本体のオーバーホールとなり、修理費用はかなり高額になります。【修理費用】50,000~100,000円(当社調べ)
故障した発電機の処分に困ったら
発電機が故障してしまい、高額な修理費や処分費にお悩みの方も多いかと思います。
当店では発電機の修理は行っておりませんが、発電機が故障し処分にお困りの場合は、当店の買取サービスをご利用してみてはいかがでしょうか。
症状や程度にもよりますが、故障している発電機でも買取が可能な場合がございます。
買取となれば、修理費や処分費がかからないだけではなく、買い替えの際の資金にすることもできます。
是非一度、お気軽にお問い合わせください。